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家族に家事を分担する意識がありません。どうしたらうまくいくでしょうか? 家事研究家・佐光紀子さんが疑問に答えます(3)(Reライフ.net) - Yahoo!ニュース

 新型コロナウイルスの影響で外出自粛が長引き、家事の負担が増えた人も多いことでしょう。頑張りすぎて笑顔が消えてしまっては本末転倒です。上手な「手抜き術」や家事分担のコツを学びませんか。Reライフ読者会議メンバーの疑問に、『もう「女の家事」はやめなさい』などの著書がある家事研究家・佐光紀子さんが答えます。

Q:神奈川県の60代女性からの質問

 このままずっと続くのかと思うと、いやになるときがあります。頼めばやってくれても、頼まないと動いてはくれないし、あまり言うと難しくなるし。上手な進め方を体験した方の話も聞いてみたいです。

A:佐光さん「『私がいなくなっても、皆が困らないように』という視点で」

 家事分担をする大きな目的は、「私が楽になる」ではなく、私が寝込んだり、旅行に行って家にいなくても、暮らしていく上で困らないようにすること、と割り切ります。家事は習うより慣れよ、ですから、一度頼んだら「これはあなたの仕事」と、毎回任せます。  家事を分担する際に、「お昼ごはんを作るのか、毎食後の片づけか、お風呂掃除、どれならできそう?」というふうに選択肢を示すと、うまくいくと思います。家事をステップ化し、「洗濯」と「干す」と「たたむ」のを分けて、どれかを任せるのもいいでしょう。  スキルアップに失敗はつきものです。慣れるまでは失敗しても怒らないことはとても大事です。朝、ご飯を炊くのを引き受けてくれた夫が、炊き忘れても、怒りません。でも、助け舟も出しません。コンビニに走るも、代わりにパンを出すも、判断し動くのは夫です。私は、おみそ汁と納豆を用意します。パンに納豆でも、夫は怒れません。だって、炊かなかったのは「あなた」ですもの。  私の思い通りの家事を家族にさせることではなく、皆の家事スキルを上げるという目的を忘れないことが大切です。失敗を笑いで受け流しつつ、スキルアップの過程を家族で楽しみましょう。  分担を決めるときは皆で話すことも大切ですが、家族会議まではしなくていいでしょう。日常の食卓の会話で十分です。やり方についても、食卓で、こうすると楽よ、といったアドバイスすると、和やかに話がすすむような気がします。

                  ◇ 佐光 紀子(さこう・のりこ) 家事研究家、翻訳家 1961年、東京都に生まれる。1984年、国際基督教大学を卒業。繊維メーカーや証券会社で翻訳や調査に携わったあと、フリーの翻訳者に。ある本の翻訳をきっかけに、重曹や酢などの自然素材を使った家事に目覚め、研究を始める。2002年、『キッチンの材料でおそうじするナチュラルクリーニング』(ブロンズ新社)を出版。以降、掃除講座や執筆活動を展開中。

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June 08, 2020 at 11:59AM
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