いまだ収まらない新型コロナウイルスの猛威は、私たちの生活を大きく変えた。おうち時間が増え、外食の機会は相対的に減った。家庭で料理する時間が増えたことで、家事労働を担当する者の負担は増えたはずだ。良きにつけ悪しきにつけ、コロナ禍は家庭料理に対する見方を変えた。出張シェフビジネスを展開するシェアダインが展望する新しい食卓のありかたとは。
赤ちゃんから高齢者、病気を持っている人まで
日常の家庭料理はもちろん、生活習慣病を抱えている方や飲み込みに難がある方のための食事まで、食の専門家が出張して料理を行うシェアダインのサービス。現在約1800人の栄養士・調理師などが出張シェフとして登録している。
忙しくて毎日の料理に時間をかけることができない。どうしても偏った食になりがち。そういった日々の家庭料理に悩みを持つ人たちに人気だ。
パソコンやスマホからシェアダインのホームページにアクセスし、用途や食べたい料理の種類によってシェフを選ぶ。シェアダインは食卓とシェフを結ぶマッチングのプラットホームだ。
サイトを覗くと、「離乳食」「毎日のお弁当」「生活習慣病」「シニア」「食物アレルギー」などのタグが並ぶ。例えば「シニア」のタグをクリックすると、「栄養士調理師がお作りする栄養バランス飯」「【栄養士】 ミキサー/ペースト食 やわらかい食事作り置き」といったわかりやすい説明とシェフの顔写真が表示される。
住んでいる場所やプランの内容からシェフを選び、家族構成、食事に関する悩み、また特に考慮してほしいことなどを伝え、お互いの都合が合致すればマッチング成立だ。1食あたり交通費、食材費込みで645円プラス税から利用することができる。
出張シェフサービスが作るこれからの食卓 - 新公民連携最前線
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