小さな会社が今すぐ売上をあげようと思った時、どの販促ツールから作ればいいのか?『「A4」1枚チラシで今すぐ売上をあげるすごい方法 「マンダラ広告作成法」で売れるコピー・広告が1時間でつくれる!』(ダイヤモンド社刊)では、『アマゾン上陸15年「売れたビジネス書」50冊』にランクインした販促書籍のベストセラー『「A4」1枚アンケートで利益を5倍にする方法』の著者で、販促コンサルタントの岡本達彦氏が、今すぐ売上をあげるために必要な「A4」1枚チラシを誰でもつくれる「マンダラ広告作成法」という新しい販促手法を公開しています。小さな会社が、今すぐ売上をあげられるすごい方法がわかる1冊! 本連載では、同書より一部抜粋して特別に公開します。好評のバックナンバーはこちらからどうぞ。 ● 自分自身の素直な言葉で、 コピーを作成したほうがいい 広告というと、「インパクトがあるキャッチコピーをつけないといけないのではないか」と考える人もいます。確かに世の中にはインパクトのあるコピーばかりを集めた「キャッチコピー集」もありますが、マンダラ広告作成法を学ぶ人は、そういう定型句を気にしなくていいのではと思っています。 確かに優れたクリエイターであれば、キャッチコピー集も上手く使いこなせるのかもしれません。 しかし、何も広告知識を持ってない人の場合、目を留めてもらうためだけに慣れない言葉を使うので、かえって白々しくなります。それよりは自分自身の素直な言葉で、コピーを作成したほうがいいでしょう。
● ムリに期待値をあげずに、 「ありのまま」を宣伝材料にする またコピー集にあるような文句を勧めない理由には、期待値の問題もあります。 たとえば「極上」という言葉を使ったほうがいいとコピー集に書いてあったから、「極上のシュークリーム」という名のシュークリームを打ち出したとしましょう。100点満点で考えるなら「極上のシュークリーム」だと、少なくとも90点以上のクオリティは期待されます。 そうすると商品がただ美味しいだけでは、「普通」という評価になり、ヒットには結びつかないばかりか、「極上というほどではない」とクレームになる可能性も出てくるでしょう。 これがたとえば「〇〇さんちのおばあちゃんのシュークリーム」だとしたら、お客様の側は期待値を上げていいか、下げていいかわかりません。ただ、他にない独自の商品なんだなということは想像します。それで食べてみて70点くらいの評価であれば、「素朴でいいかも」といった形で、評判が上がっていくのです。 世の中にはこんなふうに、「いい意味で期待を裏切ったこと」が大ヒットにつながった例が多くあります。低予算で始まりながら人気シリーズになった「スターウォーズ」であったり、試しに食べてみたら美味しかった「サバ缶」だったりと、あげていけばキリがありません。 「A4」1枚チラシの場合、多くの方がブランド力を持っているわけでなく、ゲリラ戦のような販売戦略を余儀なくされるのでしょう。だとしたら、ムリに期待値をあげずに、「ありのまま」を宣伝材料にしていけばいいのではないでしょうか。 岡本達彦(おかもと・たつひこ) 株式会社アカウント・プラニング代表取締役 販促コンサルタント 広告制作会社時代に100億円を超える販促展開を見て培った成功体験をベースに、 難しいマーケティングや心理学を勉強しなくても アンケートから売れる広告を作る広告作成手法を日本で初めて体系化する。 業界を問わず、お金をかけないで簡単にでき、即効性もあることから、 全国の公的機関、経済団体、フランチャイズ本部からセミナー依頼が急増し、 社内に仕組みとして取り入れたいという会社からのコンサルティング依頼は後を絶たない。 著書にアマゾン上陸15年「売れたビジネス書50冊」にランクインし、販促書籍のベストセラーとなった『「A4」1枚アンケートで利益を5倍にする方法 チラシ・DM・ホームページがスゴ腕営業マンに変わる! 』(ダイヤモンド社)などがある。
広告を作る際は定番のキャッチコピーを気にしなくていい! その理由とは?(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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