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テレワークによってスキルアップの時間を確保しやすくなった人は多いだろう。本特集ではパブリッククラウドサービスを実際に使い、慣れ親しむことを提案したい。主要クラウドは新規ユーザーを取り込むために、手厚い無料試用枠を用意している。無料の範囲内でも様々なシステムを構築できる。今回は米Google(グーグル)の「Google Cloud Platform(GCP)」を取り上げる。
米Google(グーグル)の「Google Cloud Platform(GCP)」は市場シェアではAmazon Web Services(AWS)やMicrosoft Azureの後じんを拝している。しかし「GCPのビッグデータ分析サービスや機械学習系サービスは、群を抜いている」(GCPを活用したシステムインテグレーションに詳しいあるITアーキテクト)との声は多く、個々のサービスの評価は高い。これらのサービスを無料枠でどの程度試せるのか見ていこう。
GCPの無料枠は「Google Cloud Platformの無料枠」というWebサイトにまとめられている。一定量までいつでも無料の「Always Freeプロダクト」と、GCPの利用開始から12カ月間使える「300ドル分の無料クレジット」に分かれるのがポイントだ。
「Always Freeプロダクト」はAWSの無料枠の考え方に近い。
GCPのサービスの一部は、いつでも毎月の上限枠内なら無料で利用できる。さらに300ドル分の無料クレジットが提供され、無料枠を超えた分はこれを使う。無料クレジットを使い果たすとそれ以降は課金される。これとは別に、Googleのイベントや新商品発売に際して料金割引が設定されることもある。
サービスによって無料枠の利便性が極端に異なる
GCPに詳しい先のITアーキテクトによると「GCPは無料枠でかなりのことができるサービスと、それが困難なサービスとに極端に分かれる」。
ビッグデータ分析サービス「BigQuery」は前者の典型だ。クエリーが毎月1TB(テラバイト)まで無料である。それを超えた分の従量課金も安価だ。
その他にも例えば、アプリケーション実行環境の「Google App Engine(GAE)」を使ってWebサイトを運用するなら、1日当たり28時間(インスタンスの数×時間)まで無料で使える。
Webサイトのデータを格納するため、オブジェクトストレージの「Cloud Storage」を使う。Cloud StorageのAlways Freeプロダクトによる無料枠は5GB(ギガバイト)とやや制約が厳しいが、これを超えても1GB当たり月額0.026ドルである(Standard Storageの料金、ネットワーク通信量やオペレーション回数に応じた料金が別途発生)。しかも300ドル分の無料クレジットがあるので、多くのケースでは無料枠に収まるだろう。
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August 25, 2020 at 03:00AM
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テラバイト級のビッグデータ分析もタダ、Google Cloud Platformの無料枠 - ITpro
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