新型コロナの関係で「急遽、在宅勤務をすることになった」という読者は多いと思うが、そこで困惑するものの1つが「セキュリティ」だろう。
会社のデータを自宅で扱うために、さまざまな漏えいの危険が出てくるし、自宅PCのセキュリティ検討もこれまで以上に必要だ。さらに、ビデオ会議やさまざまなクラウドサービスで使うパスワードの管理など、新しいポイントも出てきている。
そして、緊急事態宣言は解除されたが、第2波の懸念や「新しい生活様式へのパラダイムシフトを」という声からも、在宅勤務の環境整備が重要になってくるのは確実だろう。
そこで今回は、中小企業の会社員など「自分で環境を整備する必要がある」状況の読者を想定し、無料で始められるセキュリティソフト「アバスト無料アンチウイルス」の実力を試してみた。
主に紹介するのは、無料で使えるアンチウイルス機能とWi-Fiスキャン機能、そして有償ではあるが、まさに「今風」の盗撮防止機能やパスワード保護機能、そしてVPN機能だ。
ネット回線を安全に使う「アバストセキュアラインVPN」
また、プレミアムセキュリティ以外にアバストが提供している有償アプリの中でお勧めしたいのが「アバストセキュアラインVPN」だ。
公衆Wi-Fiや共同住宅などの共用アクセス回線では、第三者があなたの通信を傍受、データのやり取りをのぞき見していないとは限らない。
そんな環境でも安全に通信できる暗号化技術の1つがVPN(Virtual Private Network)だ。
これは、暗号化技術で「のぞき見されない安全な通信回線」を作り出すもので、最近では企業の拠点間通信にも多用されている。通信「回線」なので、「通信先」を用意しないと利用できない技術でもあるが、「アバストセキュアラインVPN」では、アバストが世界中に通信先を用意している(日本で使う場合は東京に接続するのが良いだろう)。
仮に通信を傍受されたとしても、本来のアクセス先や通信内容は分からない。これにより安全な接続環境が実現できるというわけだ。
アバストセキュアラインVPNは7日間の試用ができるので、使用感や速度は試してみるのが良いだろう。
料金は1台のデバイスで1年間4880円、2年間7380円、3年間1万1080円、最大5台のデバイスの場合は1年間6180円、2年間9780円、3年間1万4680円となっている(期限後は1年ごとに支払うサブスクリプションで料金は後日変更される可能性がある)。
アバストセキュアラインVPNは、Windows/MacだけでなくAndroid/iOSでも利用できるため、複数デバイスを持っているならば、デバイス1台の料金からは月あたり100円程度増えるだけなので、5台のライセンスを選ぶ方が良いだろう。
「少し上の防御手段」で、より大きな安全を
セキュリティ対策は「これだけやれば万全で絶対安心」というゴールが見えにくいものだ。
しかし、あなたが非常に重要な情報を持っており、それを奪取するためには手を変え品を変えて執拗に迫る犯罪グループ(いわゆるATP:Advanced Persistent Threat)に狙われていない限り「他人よりも防御力を少し上げる」ことで、トラブルの可能性を大きく減らすことができる。なぜなら、犯罪者の基本は「少ない労力で大きな結果を得ること」。防御の高い人を執拗に狙うよりも、防御の低い人を攻撃したほうが楽で得るものが多くなるからだ。
セキュリティ対策を進める第一歩としては「少し上の防御手段と心構え」を持つことが重要だろう。
[協力:アバストソフトウェアジャパン]
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June 15, 2020 at 04:15AM
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在宅勤務は「無料で始めるセキュリティ対策」で! 盗撮防止やWi-Fi検査、VPNもできるアバスト製品をチェックしてみた - INTERNET Watch
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