前澤友作氏、宇宙ステーションを作るなら「和室が欲しい」星出彰彦氏とトーク - サンケイスポーツ

昨年１２月に日本の民間人として初めて国際宇宙ステーション（ＩＳＳ）に滞在した衣料品通販大手ＺＯＺＯ創業者で実業家、前澤友作氏（４６）が１９日、宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）の宇宙飛行士、星出彰彦氏（５３）の生配信イベントにリモートでゲスト出演した。

星出氏は昨年４月から１１月まで日本人２人目のＩＳＳ船長として現地に滞在し、前澤氏は直後の１２月にＩＳＳ入り。初対面となった星出氏から宇宙旅行で苦労したことを聞かれた前澤氏は「宇宙酔い」と明かし、「一日中、ぐるんぐるんした感覚がびっくりしました」と振り返った。

３度滞在している星出氏は「１回目より２、３回目がスイッチが入って慣れやすい。でも、瞬間的にアジャストできるかというとそうでもなくて、その苦しみはよくわかります」と共感した。

さらに、星出氏から、もし宇宙ステーションを作るならどんなものを作りたいかと質問され、「和室が欲しいなと思いました。畳って安全じゃないですか」と独特の見解を披露。壁などが金属製でぶつかって擦りむいたりすることがあったといい、「一般の方が行かれてゆっくりするには厳しい環境なのかなと思いました」と語った。

星出氏は「私の目線ではなかなか気付かないこと」と感心していた。