ローマに暮らして8カ月あまり。イタリアは美食の国だと感じ入るが、時に和食が恋しくて食べる。欠かせないのがみそ、しょうゆ。日本人なら当たり前と思っている原料を使わず、こうした日本由来の発酵食品を手作りし、本格派の味を実現した製造業者がいる。
11月中旬、ローマ南部エウル地区。前の月に主要20カ国・地域(G20)首脳会合も開かれたコンベンションセンターで食のイベントがあり、各地の食品製造業者らがブースを出して自慢の製品を売り込んでいた。
「ボナセーラ(こんにちは)!」
イタリア中部ビテルボの発酵食品製造業カルロ・ネスレさん(52)は、ブース前を通りかかった客に声をかけ、瓶の中からへらですくった茶色のペーストや、小瓶からスプーンに移した黒っぽい液体を薦めた。
「多くのお客さんは見たことがないので驚いていました。知っている人でもイタリアで作っていると知らず、びっくりしていました」。ねっとりとしたペーストはみそ、黒っぽい液体はしょうゆ。試食すると、日本で食べていたものと遜色ない本格派だ。
原料に大豆を使っていないと…
大豆を使わずに作るしょうゆ・みそ イタリアで編み出された製法 - 朝日新聞デジタル
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