ジェラートを作るのは鉄工所？（福島県）（テレビユー福島） - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース

テレビユー福島

本当にジェラート屋さん！？と疑ってしまうようなお店が福島県福島市にあるということでどんなところか取材しました。そこでは福島ならではの味も楽しめるんです。（佐藤玲奈アナ）「このあたりにジェラート屋さんがあるって聞いてきたんですけどここっぽいんです。でも事業所？なのかな？お邪魔します。」「ここでジェラートって販売していますか？」（阿部知浩専務）「販売しております！」福島市野田町にある「野田鉄工」。５０年以上続く鉄工所で普段は鋳物加工製品の製造などを行っています。その工場の隣にある事務所で７月から始めたのがオリジナルのジェラート販売です。（佐藤玲奈アナ）「全く別のジャンルに思えるんですが、なぜジェラートをはじめたんですか？」（阿部知浩専務）「ぼく牛乳が飲めないんです。ジェラートって牛乳じゃないですかだから僕が食べれるジェラートを作ろうかなと思ったのが浅はかな考えなんですけど」ジェラートを発案した阿部さん。社内に調理師免許を持つ社員がいることもあり、１年以上前から着々と準備をしてきました。販売を始めると「鉄工所のジェラート」という珍しさも話題を呼び、一日２０人ほどが来店するといいます。（阿部専務）「みんな戸惑います最初。今は常連さんとかもついて」味は常時およそ１０種類。お酒を使用した少し大人な「縁」和をコンセプトとした「火花」そしてイタリア語で「火花」を意味する「シンティーラー」の３つのブランドに分けられていて名前にも鉄工所らしさが表れていますよね。中には、県産の酒粕を使ったものも！（阿部専務）「（知り合いの酒蔵から）酒粕ってあんまり利用価値ないんだよねって話があって、なら酒粕でジェラートを作ってみようかなと思って」（佐藤玲奈アナ）「酒粕ジェラートいただきます！甘い！おいしい！結構日本酒がガツンと来ますね。日本酒好きにはたまりません！」どのジェラートも乳脂肪分が少なく素材の味を楽しめるのが特徴です。鉄工所がジェラートを作ることに社員は・・・（社員・星康彦さん）「ハウスクリーニングとか鉄工しかやってないところで食品を扱うのは大丈夫なのかなというのが率直な感想でした。」（社員・柳成太さん）「お客さんとお話しするのがすごく楽しいので仕事のメリハリにもなっているので良いと思います。」社員全員で楽しみながら鉄工所とジェラートという異色の二刀流で今後もスイーツ作りを続けていくといいます。（阿部知浩専務）「ちょっとでも多くの農家さんや酒蔵さんと協力し合って新しいジェラートを作ってご提供できたらなと思います」

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