カタツムリの粘液で石けんを作るフランスの職人 - TBS News

　フランスで、ある意外なモノを使って、石けん作りを始めた職人がいます。

　フランス北部でカタツムリを飼育しているダミアン・デロシェールさん（２８）。フランスでカタツムリと言えば、エスカルゴを思い浮かべる人も多いと思いますが、飼育しているのは食用ではありません。

　フランス空軍の技術者だったデロシェールさん、「自然への回帰を」と去年１２月からカタツムリの出す粘液を使って石けんを作り、地元の市場で販売するビジネスに乗り出しました。デロシェールさんは、カタツムリの粘液には肌の弾力を保つコラーゲンやエラスティンといったアンチエイジングの成分が含まれているほか、殻が割れても自然治癒力があるといいます。

　現在はカタツムリの飼育数を６万匹に増やし、最初の１年間で３０００個の石けん作りを目標にしているということです。

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