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ネット連動の新"販売プラットホーム"
春らしいやわらかな色合いの美濃焼のピアスに温かいものを注ぐと模様が現れるマグカップ。 【画像】カタルスペースの取り組み事例を紹介 職人技が光る製品が並んでいるのは、埼玉・所沢市にある「かずとデンタルクリニック」。 棚の下の段に並べられたのは、木でできたおもちゃのカメラ。 岩手の家具職人が、一つ一つ丁寧に削って作ったものだ。 製品の横に並んだプレートにスマートフォンを近づけると、ICチップが反応し、製品ページへ。 展示されている製品をオンラインで購入することができる。 こうした職人が作った製品とさまざまな販売場所をつなぐのが「カタルスペース」という新たなプラットホーム。 販売場所は店舗だけでなく、病院や美容院、スポーツジムなど多岐にわたる。 クリニックの患者: 新鮮な感じはする。ネコのグラスとかかわいくて、お店だといろんな商品があって、あれに目がとまらないかもしれないが、ここで目立つように少量置いてあったら見つけられる。 製品は、メーカーから購入者に直接送られるため、クリニックでは在庫を置く必要がなく、売れた場合は手数料も入る仕組み。 かずとデンタルクリニック・片桐和人院長: 初診の方などはかなり緊張しているので、心を和ませる意味で、こういうものを置いておくとすごくいい。しかも職人の手助けもできるところがいい。
埋もれている"いい物"の販路を見つける
このプラットホームを手掛ける「カタルジャパン」の吉本正社長は、「日本には、全国にいいものがあるが、まだまだ埋もれているものがたくさんある。販路を見つけてあげる手伝いができないか、というのがわれわれの狙い」と話す。 そして重視しているのが、モノの背景やモノと出合うときの"ストーリー"。 例えば、かずとデンタルクリニックに置かれたカラフルな南京椅子。 子どもが多く訪れることや、温かみのある色や形が院長に合っていると感じ、吉本さんが選んだという。 カタルジャパン・吉本正社長: 実際にモノを見ていいなと思うだけではなく、どんな場所で、どんなきっかけで、どんな方からの紹介で製品に出会うか。それが1つのストーリーになっていく。それが魅力的に映れば映るほど、製品の訴求力が変わってくる。 現在は東京ガスやJTB、ドコモなど大手企業とも提携。 例えば、岐阜県内のドコモショップで地元の物産を置くといった取り組みをしている。 カタルジャパン・吉本正社長: 消費がモノからコトに移ってきていると言われるが、コトで終わらせるだけではなく、コトとモノを連動させていく。 旅行も、行っておしまいではなく、『ここに行って、これがおいしかった』と思うと、ECにつながって買えるといったコトモノ連動を重視していきたい。
職人が作る工芸品を歯科医院で展示販売 ちゃんと見てからネットで購入できる新たなプラットホーム(FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース
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