消費者にも嬉しい、透明化。
「WrestlingMart」は、レスリングに特化したeコマースストア。運営者であるDavid Applegate氏は、5年にわたりビジネスを続けてきたなかで、自分のサプライヤーがどこで手に入れているのか気になっていたとか。
地道にひとつひとつの商品を辿るよりも効率的な方法はないのか。結果として構築することになったのが、「ImportYeti」というウェブサイト。仕入先が顧客への出荷に添付する船荷証券を検索することで、小売店が商品をどこで入手しているかを知ることができるといいます。
そもそも、製品を構築するうえで最大の問題となるのが調達。多くの大手ブランドは、同じような会社を調達元にしているのだそう。小規模な会社が参入しようとする際には、競合他社がどこから調達しているか情報を得ることで、同じ製品を同じように低コストでまとめて購入できるか、市場に参入しても競争力を保つことができるためか、判断できるようになります。自社製品を製造しているブランドは多くなく、アジアの企業に大量生産を委託しているケースが大半なのだとか。
「海外で製品を作る場合、適切なサプライヤーをどのように見つければ良いのか」という問題にフォーカスし、「評判のいい会社が使用しているサプライヤーを見つけること」を可能にした、とApplegate氏はいいます。

たとえばヨガマットのサプライヤーで検索すると、Mandukaはとりわけドイツから輸入しているのに対し、Gaiamは主にアジアから調達していることがわかります。
今度はAppleについて調べてみると、Hon HaiやQuanta、Foxconn関連の企業が出てきます。不思議なのは、アップルがハイネケンやスペインのエストレージャといったビールも輸入していると表示されていること。確認してみたところ、船荷証券で使用されている命名規則がシステムを混乱させているのではないかとのことでした。「データに関しては、もう少し整理が必要だと考えています。たとえばAppleには、Apple、Apple Inc、Apple Computer、Apple Computer Inc、Apple Computer C O OHLなどが含まれます。ニュージャージー州にある同じ貨物輸送会社に輸入したASA Appleという別の会社が存在する可能性もあります」とApplegate氏。


Applegate氏は、ベンダーを見つけるべく自分のためにやっているようなものだと話しています。Covid-19の影響で経営がうまくいっていないなかで時間とテックへの関心があったと、サービス構築の背景を明かしています。
同様のデータを無料で公開しているサービスはほとんどなく、今後もできる限り無料で運営したいとの意向を示しています。
システムでは7,000万件以上の船荷証券を検索でき、データに基づきサプライヤーを選ぶことを可能にします。
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August 21, 2020 at 02:00PM
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「あのブランド、どこで調達してるの?」が無料で閲覧できるサイトが登場 - ギズモード・ジャパン
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