【記者の気づき】
■教育への意識、まだ最適化できる
2016年の開校当初から、大きな注目を浴びてきたN高。この春卒業した2期生からは、東京大学や京都大学など難関大学の合格者も輩出しており、進学校としても頭角を現しています。
オンライン授業を前提とした柔軟なコース設定に、幅広いプログラムを用意。以前、不登校を経験した子どもを取材したとき、「N高に入学して初めて、学校が楽しいと思えている」という言葉を聞き、これまでの学校のあり方を変える存在なのかもしれないと気になっていました。
オンライン授業に対するイメージはざっくり持っていたものの、今回取材して「板書を写す代わりにスクショが当たり前」という点には隔世の感を禁じ得ませんでした。しかしノートに板書を写す時間を教師への質問や、問題集を解く時間にあてられたら――? そう考えると、授業内容を振り返られれば、その役割は十分なのではと感じます。私たちが持っている「学校教育」に対する意識は、まだまだ最適化される余地があるのだと実感しました。
■「ひとつしかない」のいびつさ
休校要請が発表された2月末、当たり前だった学校が休みになるという喪失感が際立たせたのは、学校が「ひとつしかない、大きすぎるシステム」だということでした。「通学し、教室で授業を受ける」以外の、教育を受ける選択肢があまりにも少ないということです。
しかしそれは病院で長期入院している子どもや、不登校の子どもたちが感じる壁と少なからず重なる部分があります。新型コロナウイルスによって影響を受けた人が爆発的に増えただけで、今に始まった課題ではないのです。
これまで「オンラインかリアルか」という論争になりがちだった部分を、「カニバることはない」と話す甲野さんが印象的でした。ひとつしかなかった選択肢を増やすことで、リアルな授業にも還元できることが、きっとあるはずなのです。
既に一部の学校では、オンライン授業を取り入れています。待ち望んだ状況では全くありませんが、これを機に抜本的な改革が進むことを願います。
"無料" - Google ニュース
April 27, 2020 at 04:58AM
https://ift.tt/3eWzTFN
N高がアプリ無料にした理由「オンライン万歳じゃない」からの気づき - withnews
"無料" - Google ニュース
https://ift.tt/2LeSDTU
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
Bagikan Berita Ini
0 Response to "N高がアプリ無料にした理由「オンライン万歳じゃない」からの気づき - withnews"
Post a Comment