茨城県とAGREE、医療相談アプリを無料提供 - 日本経済新聞

茨城県と医療相談アプリ開発のAGREE（アグリー、同県つくば市）は共同で、24時間医療の相談ができるスマートフォン向けアプリの無償提供を始めた。新型コロナウイルスの感染者が増えるなか、医師に気軽に相談できるようにすることで、県民の不安解消や不要不急の受診抑制につなげる。

アプリ「LEBER」（リーバー）は利用者が患部や症状などをチャット形式で入力し、患部を撮影した画像や動画を送ることもできる。内容を送信すると登録している150人以上の医師から30分以内に助言が得られるという。

首都圏との交流人口が多いつくば市などで平日夜間と休日の外出自粛要請が出ている。同県はAGREEの県内での実証事業で不安解消などにつながったと評価し、今回の無料提供を決めた。

登録者の家族も4人まで対象とし、新型コロナウイルス関連をはじめ様々な医療相談できる。無料提供は9月30日まで実施する予定。

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