
各地の学校で臨時休校が始まった2日、福岡県大野城市の製パン業「クロワッサン」が、地元の子ども用に自社のパン500食分を無料で配った。3日と4日も午前6~9時と午後5~7時に同市東大利2丁目のNPO法人「チャイルドケアセンター」で配布する。同社の山崎貞水(さだみ)社長(38)は「共働きの家庭などへの支援と地域の活力を取り戻すのが目的」と、多くの企業に協力を呼び掛けている。
同社は主に、同市内などの病院や福祉施設、教育関連施設向けの給食用パンを製造。同市下大利に店舗もある。臨時休校に伴う売り上げ減が懸念されたため、山崎社長が従業員の出勤調整や減産を念頭に社内でアンケートを実施したところ、「会社を休んで給与が減るのも困る」という意見が多かった。
そこで「暗いニュースばかりだし、自分たちで地域をなんとか明るくしよう」と思い立ち、赤字覚悟でパンの無料配布を決断。子ども食堂やフードバンクに取り組む同ケアセンターの協力を得て、実現させた。
早速、地元の別の企業にも共感が広がり、この日は、子どもたちにパン2個と菓子類2個が配られた。近くの下大利小の6年男児(12)は昼間は両親が不在といい「昼食は昨日のおかずと自分で作ったラーメンを食べた。パンもおやつになるし、助かります」。
同社は臨時休校期間の24日まで小中高、特別支援学校の児童生徒がいる家庭を対象に計2万個のパンを提供する予定。原則、保護者に配布する。5日以降の対応の詳細は検討中という。 (上野洋光)
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March 03, 2020 at 04:05AM
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休校の子どもに無料でパン500食 大野城の製造会社が働く親を支援 - 西日本新聞
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