ゲーム配信プラットフォームのSteamで、Windows/Mac用名作3Dアクションゲーム『トゥームレイダー』(2013年:海外版)が無償ダウンロードキャンペーン中です。期限は日本時間で3月24日の16時まで。ダウンロードページは本記事末尾のsource欄にあります。
Steamでのキャンペーンのため、アカウントを所有しているユーザーであれば、一端ライブラリに登録しておけば、ファイルのダウンロードやプレイは後でもOK。また劇中の各種メッセージと音声を日本語化する「日本語パック」(こちらはWin版のみ)も、4月2日まで割引き中。499円で購入が可能です。
ただし、流血表現などで成人向けとされる作品のため、Steamアカウント上での年齢制限が適用されます。
同作は7年前の作品ではありますが、同作はいわゆるAAA級の超大作と呼べる規模のタイトルであり、また世界的にヒットした作品です。こうした種の作品は、期間限定でのフリープレイ対象などにこそなれ、無償ダウンロード対象となることは多くはありません。
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— Steam (@Steam) March 20, 2020
加えて、2014年12月に発売された関連作『ララ・クロフト アンド テンプル オブ オシリス』も、無償ダウンロードが可能となっています。期間はこちらも3月24日の16時まで。ストーリー上の関連作となってはいますが、ジャンルはクォータービュー視点でのアクション+シューティングと、本編とは別モノ感溢れるテイストです。
さて、本作こと2013年版トゥームレイダーは、断続的にではありますが1996年より続く(元は)PC用3Dアクションゲームである、同名シリーズに連なる作品。
シリーズが長いことからも人気が伺えますが、遺跡探検を主なシーンとした3Dアドベンチャーならではの、良い意味でジェットコースタームービー風のストーリーや数多く連なるゲーム内障害の数々などで、高い評価を得ている作品群です。
また特徴の一つが、シリーズの大半で主役を務める女性探検家『ララ・クロフト』のキャラクター造形です。
遺跡内外に張り巡らされた各種トラップを突破し、立ち塞がるエネミーを2丁ハンドガンで粉砕しつつ駆け巡る......というゲーム内アクションの格好良さや、数々の命の危険にも冷静さを崩さないクールビューティなキャラクター造形、アクションゲームのプレーヤーキャラとしての性能の高さ(これは上達すればという条件付きでもありますが)などから、大人気に。
シリーズ人気との長寿も相まって「最も成功したビデオゲームヒロイン」など6つのギネス世界記録に関わるレコードホルダーともなりました。
とくに初代作のお膝元である英国では、国民的ゲームキャラクターとして象徴的存在となっています。実際にこの1月も、郵便事業社「ロイヤルメール」が発行した英国産ゲームをテーマにした記念切手に登場。さらに他作品と比べても破格の扱いな「1シリーズで1シート」となっています。
こうした長期シリーズの途中作、と聞くと、果たしてついていけるのか心配になる方もおられるでしょうが、実は今回の施策は、その点にも配慮されたセレクションです。
というのも2013年版は、ララ・クロフトが探検家となる前の展開を描いた「エピソード0」的作品となっており、またゲームシステム的にはそれまでをリセットした、いわゆるリブート作。そして2018年9月に発売された『シャドウ オブ ザ トゥームレイダー』までの3部作の1本目でもあるのです。
つまり、入門用にはぴったりの作品というわけです。
ゲームのジャンルは『サバイバルアクション』。大学を卒業したばかりのララが航海中に嵐に遭遇、ほぼ遭難とも言える状態ながら陸に漂着したものの、突然何者かに襲われて意識を失い......というスタート直後から、定型句ではないレベルで命の危険が相次ぐ、綱渡り的な展開が続きます。
画面的にも7年前とはいえAAA級作品だけに、高画質設定ではそれなり以上に重めで、高画質設定にすれば現在の視点で見ても美しいと呼べるもの。グラフィックス技術的には、人物の毛髪を自然に表現する技術「TressFX Hair」を導入した点でも話題となりました。
また作品自体の評価も高く、Engadget米国版のレビューをはじめ、シリーズのコアプレーヤーの中でも良質なリブートとして評価されることの多いタイトルとなりました。公称セールスは全世界で850万本(2015年)と、商業的にも大ヒットとなっています。
無償ダウンロードが可能なのは海外版のため、ゲーム中の各種メッセージや音声は英語とフランス/イタリア/ドイツ語。アクションゲームではありますが会話も進行に重要で、なおかつストーリーを追うのが面白いシリーズでもあるため、英語に自信のない方は日本語パックの入手も検討したほうが良いかもしれません。
この日本語パックは、画面中の文章だけならず、音声も吹き替えとなる仕様。演じるのはベテラン声優の甲斐田裕子さんで、雰囲気も非常にマッチしたものとなっています。
一方でこのパックは、登場した経緯や営業戦略から、いわゆる"おま国"に代表される「世界展開ゲームタイトルの日本語ローカライズにまつわる営業事情」の代表として挙げられる存在でもあります。が、「500円で入手できる音声吹き替え付きのローカライズリソース」として見ると、相応にコストの掛かった、優秀なもの(当然、キャンペーン期間ならではではありますが)。
今回であれば、「500円での日本語版購入」と考えてもお釣りが来ます。
いずれにせよ、期間中は非常にお得であることは確か。プレイはともかく、未体験の方もSteamライブラリに加えておくのは大いにアリでしょう。プレイして興味を持たれた方は、続く2作は通常料金でも元は存分に取れるハズです。
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March 24, 2020 at 07:05AM
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トゥームレイダー(2013)が無料、Steamにて24日16時まで。日本語パックも499円に - Engadget日本版
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